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タワーレコード、消えた輝き

そのタワーレコードが2度目の破綻に追い込まれたのは、8月20日のこと。全米89店を運営するMTSが、巨額の債務負担に耐えきれず、連邦破産法11条の適用を申請した。

NBonline(日経ビジネス オンライン)

2006年9月、アメリカのタワーレコードが倒産したことが報道された。あのタワーレコードが、と僕は思った。 僕が足繁くアメリカのタワーレコードに通っていたのは、1995年でよく好きなジャズのCDを購入していた。当時、僕は語学留学中で、カリフォルニア州サンディエゴに滞在していた。タワーレコードが西海岸の大きな都市には確実に店舗が存在し、各店舗の売り場面積の広さにいつも圧倒されたものだった。当時、タワーレコードは若者文化の中心的な場所の一つだった。 しかしながら、タワーレコードの倒産劇に心の底から驚いたというわけでもない。やはり時代の流れなのか、というのが正直な感想だった。  

kamome.jpg 東京駅近くで仕事を終えた後、映画『かもめ食堂』の試写会(映画美学校試写室にて)に行った。


原作は、日大芸術学部文芸学科卒業ということでは僕の先輩にあたる群ようこだ。主人公のサチエ(小林聡美)はフィンランドの首都、ヘルシンキの街角に食堂をオープンした。とはいっても、お客さんはなかなか来ない。そんな「かもめ食堂」にひょんなことから少しずつ人が集まってくる。日本オタクのフィンランド人は常連で、ふらりとフィンランドに立ち寄った日本人女性と(片桐はいり)、ヘルシンキ空港でロスト・バゲッジの憂き目にあった日本人女性ミドリ(もたいまさこ)がいつの間にか食堂を手伝うようになる……


  感性や感覚的思考にすぐれた右脳型の主人公サチエ。ミドリは対照的に論理的な左脳型人間だ。マサコはそういったものさえ越えた超越キャラクター。その三人のキャラクターは際だっていただけでなく、絶妙なバランスを生み出していた。


ほんわりとした笑いが全編にちりばめられた作品。試写会の会場も、さまざまな笑いに満たされた。笑いのツボがさまざまなレベルで仕掛けられているせいか、笑っているポイントや場面が観客によって微妙に違う気がした。今回の、キャストの二人はかつてのテレビ番組「やっぱり猫が好き」で人気を博したメンバーであり、猫ファンにはたまらない、とうこともあったと思う。

 

 あなたはロドニー・キング事件を覚えているだろうか。ロドニー・キング事件とは、1991年に起こったロス・アンゼルス市警の白人警官による黒人に対する暴力事件のことだ。いわゆるロス・アンゼルス黒人暴動の発端になった事件である。


 この映画、ダーク・スティールはロドニー・キング事件をモチーフにして作られた作品である。カート・ラッセル演じるペリーはロス市警の白人私服警官でロドニー・キング事件の5日前に、黒人犯罪者を撃ち殺している。上司は死んだ父親の相棒だった男ということもあってか、ペリーは基本的に言われたままのことを実行してきた。強盗殺人の捜査の過程で、ペリーは上司が自分の情報屋二人組に韓国人商店を襲わせ、金庫を盗ませそこから現金をせしめていた事実に突きあたる。しかしながら、そのことを隠すための彼の上司の男は、まったく関係のない犯罪歴のある者を、真犯人としてでっちあげるようペリーに命令を下す……

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正午頃、家を自転車で出て、近所にある航空公園に桜を奥さんと見に行った。

4月上旬だというのに気温は20度を越え、夏日である。史上希に見る遅咲きになる恐れをテレビの気象予報士が数日前危惧していたが、連日の20度以上の気温に航空公園の桜はきれいに花開いていた。途中で自転車を止めてのんびりと桜を眺めながら歩く。
昨年、イギリスから帰って大学で働き始め、最初の休日も同じようにこの公園を訪れた。あれからもう一年。早いものだ。

CUBE

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巨大な牢獄のような空間に放り込まれた人々という特異な状況設定から物語は始まる。彼らは誘拐されたわけでもないし、社会的な罪を犯したわけでもない。彼らがそこに放り込まれた理由や意図は皆目わからない。ただ、わかっているのはうかつに動き回ると死に至らしめる罠があちこちに張り巡らされているということだけだ。 


 警察官、医者、知恵遅れの者、女子学生、脱獄のプロなど、そこに存在する人物像はそれぞれだ。意見を戦わせ、仲違いをしつつも、そこから脱出するという一つの目的に向かって彼らは動き始める。しかしながら、CUBEは美しいチームワークの物語ではない。極限状態に置かれたときに、それぞれの登場人物のエゴや暗い面が浮き彫りになっていく様子を心理的に描き出していくことにむしろ力点が置かれているとさえ思える。また、極限状態の中、人間的な倫理が崩壊していく様子も執拗に描かれている。最後に出口を見いだし、そこから脱出することになる人物は非常に意外な人物だ。

 最後まで緊張感を保ち続ける一級の心理劇。人間のエゴの愚かしさを特異な設定で浮き彫りにした作品だと言っていいかもしれない。

地獄の黙示録 特別完全版
前からずっと見ようと思っていたが、なかなか見る機会に恵まれなかった映画『地獄の黙示録』を見た。舞台はベトナム戦争時。ベトナム奥地、カンボジアの奥で狂気に陥り、米軍の命令を聞かなくなった元大佐を連れて帰るのがマーティン・シーン扮する主人公の任務である。ある日本人学者は、この狂気の元大佐は現実にはマッカーサーで、その人物を奉っているジャングルの土民は日本国民のことだと主張している。確かに、軍人一家出身のエリートで、アメリカ上層部の命令を聞かなくなり、日本から撤退させられた経緯があるマッカーサーそっくりである。

 戦争のむごたらしさ以上に戦争の馬鹿らしさを描き出しているし、アメリカ軍人の行動も皮肉の対象となっている。それにしても、DOORSの曲が挿入歌として、これほどぴったりくる映画はほかにはないだろう。


黒澤明監督作品『まあだだよ』を見た。実在の作家、内田 百閒(うちだ・ひゃくけん)と彼のまわりの人々とのあたたかい交流の様子を描いた映画作品。

第二次大戦中から物語は始まるが、戦時中の暗さがほとんどなく、戦争をむしろ笑い飛ばしているような描き方が印象に残った。

同じように戦時中にもあっけらかんとした人々の様子を描いている作品として、今江祥智の小説『坊ちゃん』を思い出した。

主人公の洋と同居していた叔父さんが飼い猫にふざけ半分で東条英機の名前を取って「東条はん」とつけていた。しかし、その猫が姿を見せなくなって「東条はん、東条はーん」と声にしながら探している途中で、その叔父さんは不謹慎だとして警察に捕まってしまう。

この『まあだだよ』でも、百閒の飼い猫のノラがいなくなってから同じようにひと騒動持ち上がる。ノラの失踪に憔悴しきった百間は『ノラや』という作品を残したそうだが、これは是非とも読んでみたい。

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Going My Way経由で知ったLast.FM。「リスナーの嗜好を学習して選曲に反映させるネットラジオ局Hot Wired)」そんなサービスあったらいいな、と思っていたので早速アカウントを取って試用してみる。このカスタマイズ可能なラジオ局、MCやCMがまったく入らない。自分好みでない曲が流れたらスキップボタン一つで別個の曲を流してくれる。まだベータ版だが、すごく贅沢な音楽サービスだ。手放せなくなりそうである。

自分と似通った音楽の趣味を持ったユーザーを友達登録でき、メッセージもやりとりできるようになっていることから音楽を中心化したソーシャル・ネット・ワーキングのような側面も持っているようだ。

nikonF250.jpg前回の記事の後、大学に出入りしているNikonにカメラをチェックしてもらった。

レンズはOK。低速シャッターのスピードがおかしい。露出計は動かないなどの不具合が見つかった。なにぶん古いものなので致し方ない。メーカーが提示してきた修理代金は50,000円を超えるものだった。

それを聞いた大学の技術員Mさんが、親戚のカメラ屋さんなら手元にある部品を使うし、仲介手数料をとらないのでだいぶ安くできるかもしれない、と言ってくれた。

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妻の実家で貸していただいたカメラを大学に持っていく。

大学の写真学科卒業された技術員Aさんにお昼休みや仕事の合間を縫って、一眼レフ・カメラに関する初心者向けレクチャーをしてもらう。フィルムの入れ方から、カメラのボディーに付いているレバーやボタン、ダイアルの扱い方・機能などについて。

フィルムを入れた後、外で試しに撮ってきたらどうか、といってくれたので大学のキャンパスの光景を写真にいくつか収めてみた。

 

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