2004年2月


失敗

nan_bread.JPG大学から帰宅後、フラットのキッチンで小麦粉まみれになって薄いナンの原型のようなものを5枚ほど作っておいた。いつもは、新聞紙の上に一枚ずつ別々にのせて数時間ほど放置しておいてからグリルに入れる。しかし、今回は皿の上にその5枚を重ねて2時間ほど放置しておいた。

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Benito Cereno

billy_bad.jpgBeyond boundaries:post national narrativesという授業を履修している。久しぶりに文学色が強い内容の授業。ポストコロニアルなどの植民地文学から文字通りグローバリゼーションを含めたポストナショナルな文化テキストにおける言説を対象にしている。

 今週の授業のメインテキストはメルヴィルのBenito Cereno。100ページくらいの中編小説。前半は、情景描写ばかりで話がなかなか進まない。また、古い英語が結構混ざっているので文章もちょっと読みにくかった。いくぶんいらいらさせられる。後半になって、話が急に展開して、全体像が一気に見えてくるという感じの小説。簡単にいうと奴隷船における黒人の反乱を描いたもの。今、何とか読み終えたので、これからこのテキストを扱った二本の学術論文を読む。それが今回の授業準備。

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ストに突入

strike.JPG
僕の所属するバーミンガム大学アメリカ・カナダ研究科(つまり大学院)と学部の教授陣がストライキに突入する!

といっても二日間だけ。

掲示板を一緒に見ていたイギリス人の女の子に
「ストの目的ってなんなのか知ってる?」ときいたら
「わからない。けど、びっくりしたわよね」と言う。
「詳しい説明がないのは...賃上げ交渉なのかな、サラリーの」と言ったら、その子は
「かもね」と言って笑って話は終わりになったけれど、ちょっと気になる。

ともかく今週の授業中に予定していたAnnie Hallに関するプレゼンは来週以降に持ち越しになった。

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中原中也賞

 中原中也賞に日大1年の久谷雉さん 「昼も夜も」

新鮮で優れた現代詩集に贈られる第9回中原中也賞(山口市主催)の選考会が21日、早世した叙情詩人・中原中也(1907~37)の出身地・山口市であり、埼玉県所沢市けやき台1丁目の日本大芸術学部1年、久谷雉さん(19)=本名・尾高悠一=の「昼も夜も」(ミッドナイト・プレス)が選ばれた。

 全国から303詩集の応募と推薦があった。受賞作について、選考委員代表の詩人中村稔さんは「現代の若者のエロチシズムや孤独感が実に見事に表現されている」と講評した。賞の贈呈式は4月29日、山口市である。



僕は詩は本当に限定された詩人の作品を時たま読むくらいでほとんどわからないのだが、就職先の学生に関する内容なのでメモ代わりにエントリー。

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誇張報道

「外国生まれでも大統領のチャンスを」シュワ知事が訴え

 シュワルツェネッガー米カリフォルニア州知事は22日、NBCテレビのインタビュー番組「ミート・ザ・プレス」に出演、米市民として20年以上を経過した者には大統領選挙に立候補する資格を与えるべきだとアピールした。

 こうした動きを背景に、「憲法で認められるなら、出馬するか」との質問を受けたシュワルツェネッガー知事は「全く考えていない。今は州の財政再建などで超多忙だ」と述べたものの、「それでは市民として20年以上を経た人には、立候補の資格を与えるべきか」と尋ねられると、「もちろんだ」と答えた。

 別に彼を弁護するつもりはないが、これは単にNBC側がそういう方向性に持っていきたくて誘導尋問的な質問をして、それにYESと答えただけだと思う。

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学生の就職支援にウェブログを応用するのはどうだろうか?

 以下のページを目にして、自分の中でアイデアを膨らませるヒントになったのでメモ。

産学人材紹介の輪「ネットの泉」

net_no_izumi.jpg

他大学の情報系学部学科の学生と比べてどのような特徴があるのか理解していただくため,企業と学生とを結びつけるWebサイトを公開いたしま した。学生たちのこれまでの学習活動をわかりやすく公開していきます。




 まず、学生に自主的にホーム・ページを制作させる(もしくは授業の必修課題として制作させる)。内容を大学が検証した上で大学の公式ページ内で学生を紹介、つまり学生のホーム・ページへのリンクを貼る。全然難しいことではない。

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日本発のウェブログ・サービス

paris_de.jpg

最近、ウェブログをやってみたいという知り合いからの声が日本からメールでちらほら届き始めた。

前に英語のウェブログ無料サービスというエントリーをしたのだが、じゃあ、日本語でできる日本のサービスも紹介したまえ、という要望があったので以下に少しずつまとめていく。

最近、ウェブログ・サービスは次々に立ち上がっているので、とても全部はフォローできないと思うが、少しずつ付け加えて包括的なものにしていこうと思う。

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Newnovelist

newnolelist.jpg
知り合いのところにいったときに、なんだか気になるパッケージがあったので尋ねてみると、小説を書くためのソフトウェアだという。ソフト名はNewnovelist

 面白そうなので試してみた。主人公の名前を決め、物語のジャンルを決める。その度に「物語の舞台というのはこれこれこういう点で重要なのです」といったメッセージが表れてくる。

 主人公、主人公の補助者、ライバルの補助者、ヒロイン...舞台、時代、いろいろな質問に答えていく。その中で漠然としていた物語のイメージが具体的になってくる仕組みになっている。

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Bloglinesを導入

blogline.jpgブラウザベースのブログ・リーダーとして、Bloglinesを導入。今の段階ではなかなか快適。日本語もきちんと表示できる。

現在使っている、はてなアンテナとうまく使い分けができれば、有効利用ができそうだ。




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blogの大学教育への活用

学びと教育f


就職が決まりました。大学のスタッフとして勤務することになりました。教える立場ではなくて先生方や学生たちの補助業務が中心となります。

よって帰国が早まり、三月末には日本に帰国する予定です。既に航空券も手配しました。英国での残りの生活も二ヶ月を切ったことになります。

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ル・モンド・ディプロマティーク

leMonde.jpg基礎の基礎だけは大学で学んだので、フランス語もドイツ語も辞書を引きながらなら読めないことはない。しかし、辞書なしでは完全にお手上げである。

『ル・モンド・ディプロマティーク』という雑誌名を耳にして面白そうだな、だけどフランス語か……、と思っていたら日本語・電子版というものを発見。

『ル・モンド・ディプロマティーク』日本語・電子版

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非カフカ的体験

mouse exercise wheel.gif
ロンドン・マラソンに参加して42.195キロを駆け抜けた。

タイムは2時間50分。

初マラソンにしては上出来だ。

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プレゼン準備

preparation.jpg
 現在、ウッディ・アレンのアニー・ホールに関するプレゼンテーションの準備中。すごく簡単にクラスの内容を日本語で表現すると「映画における都市表象」ということになる。

 ウッディ・アレンは十代後半からずっと好きな映画監督なので、調べていても楽しい。文献を一通り読み終えたので、今からプレゼン全体の流れの構築に入る。

 ニューヨークの都市表象と、都市生活者の主体の問題について扱う予定。教授から許可がもらえたら、学期末のエッセイもこのテーマでやってみたいものだ。

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社長ブログの可能性

igulog.jpg Heartlogic scrap bookのエントリー 「日記サイトの内容を製本してくれるサービス」で知ったのだが、はてなダイアリーの製本化サービスを行っているbook it! の社長がJUGEMUでウェブログIGULOGを始めたそうだ。

 book it!は「ブログ時代の本作り」を謳っていて、ウェブログ執筆者でオンラインではものたりなく、紙媒体での出版を望んでいる人々には興味深いサービスだと思われる。書店流通も手伝う、という風にも明言している。

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myMediaList.com

Squeak eek経由で知ったのだが、自分で読んでいる本や気に入っている音楽などを登録すると以下のように表示してくれる、ブログ用のタグ生成サービスmyMediaList.comというものがある。

 以下にタグを貼り付けて表示してみたが、実際にはこういった形でエントリーに入れるのではなくて、ウェブログ・ページのサイドバーなどにきれいに収めて表示してくれるようだ。

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ダ・ヴィンチのノートが読める

d_note.jpgレオナルド・ダ・ヴィンチ(ヴィンチ村のレオナルド君)といえば、多芸多才の人類史上まれに見る天才だが、彼のノートをFLASHアニメ化したものをthe British Library(国立英国図書館)が公開に踏み切った。

ファイル・データを読み込むのに若干待たされるが、ダ・ヴィンチのノートのページを繰る感覚で閲覧することができる。興味のある方は、以下のリンクからどうぞ。

Turning the Pages on the web (the British Library)

僕は今まで、彼のノートの一部を書籍経由で部分的に見てきただけなので、全体像がこのサーヴィスによって急に浮かび上がってきたように感じる。デジタル・アーカイヴの恩恵を直接肌で感じるというのはこういうことなのだと思った。


マインドマップ・プロジェクト

MindMap 出版企画とは?

マインドマップを使った読書術の本を書いています。そこに皆さんからのマインドマップも掲載したいと思います。最近お読みになった本をマインドマップにしてお送りください。

mindmap20080919.jpg

まなぶろぐ経由で知ったのだが、Webook of the Dayというウェブログを主催している松山真之助さんという方が上記のようなマインドマップ・プロジェクトというものを行っているということだ。

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限定されたレシピに熱中

いくぶん前にナンを作る、というタイトルで、ナンづくりに挑戦し始めたと言うことを書いた。あれから何度か作っている。大きく分けて、味の強いナンと一般のインド料理屋で出してくれるプレイン・ナン的なものを作っている。

 プレイン・ナンはともかく、味付きのナンは完全にオリジナルである。僕は、タイ料理のグリーン・カレーが好きなので、その味付きのナンに挑戦する。単純にタイ・カレーのペーストを買ってきて、練り込めばいいかな、と考えていた。しかし、以前使っていたカレー・ペーストが切れていたので新しいグリーン・カレーペーストを手に入れたらとてつもなく辛いものだった。

 話はだいぶ飛ぶが、以前、サン・ディエゴのタイ・レストランに行ったとき、料理の辛さの程度まで細かく注文できるようになっていた。それ自体は驚くことではないのだが、その辛さの最高基準を示す表現が僕の目を引いた。

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スター・システムとしてのウェブログ

hands_typing_on_keyboard.gif
Bloggerに始まり、Movable typeなどのウェブログ・ツールが開発されウェブログ・ブームというべきものがアメリカから世界へ波及した。

 日本でもNews-Handler [ココログ]@niftyexcite.blogdoblog...、そして公開されたばかりのロリポップによるJugemに至るまで次々とウェブログ・サービスが打ち上げられてきている。一般社会にどこまでブログやウェブログ、という言葉が浸透しているかは定かではないが、少なくともなんらかのウェブサイトを運営してきた者がウェブログ・システムやサービスに次々と乗り換えている、というレヴェルにおいてブームになっていると言っていいだろう。

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C.L.R. James

明日のPostnational narrative classで扱うC.L.R. Jamesに関してウェブ・クリップ。


C.L.R.ジェイムズ――カリブの父 (浜 邦彦)

C.L.R. James.bmp
英国カルチュラル・スタディーズの「創設の父」のひとりと言われるE.P.トムソンが,この短いオマージュを捧げるシリル・ライオネル・ロバート・ジェイムズ(Cyril Lionel Robert James, 1901-1989)は,トリニダードが生んだ20世紀のもっともユニークな思想家のひとりだ.イギリスを中心に,アメリカ,カリブを横断する彼の活動と仕事は,呆れるほど多岐にわたる.彼が及ぼした影響はちょっと書ききれない.とにかく,めちゃくちゃ影響を及ぼした.

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読書にまつわる記憶

 小学校低学年の頃の読書にまつわる記憶とたどってみると....

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heterotopia

映画関係の都市論を読んでいて、フーコーが提唱したheterotopiaという用語がどうもピンとこなかったので調べてみた。

簡単に言えば、other+placeという組み合わせの言葉なのだが、以下の文章ではユートピアと対比してわかりやすく説明している。

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これまでに訪れた国

travelmap.bmp Hud's Blog-O-Rama経由で知ったのだが、自分がこれまでに訪れた国々を簡単に無料でヴィジュアル・マップ化するサービスを
World66が提供している。

 旅行好きな方は試してみてはいかがだろうか。









大百科という言葉に弱かった

jukebox.JPG
僕の場合、けっこう環境的に恵まれていたと思うのだが、高校二年生くらいまで本に関してはほとんど無制限に両親にお金を出してもらっていた(一回一回はたいしたことはないが、合計すると結構な額になっていると思う)。

昔からわりと出かけたがらないタイプだったが(近所の友達と遊んでいる方が楽しかった)、「本を買ってやろう」といわれるといつもノコノコついていった。 幼稚園に上がった頃は、『昆虫大百科』『動物大百科』『ウルトラマン大百科』など、どうも大百科という言葉に弱かったらしく、子供にしては厚めの本が小さな本棚には並んでいた。ともかく何でも詰まっているというお得感が幼心に芽生えていた(?)のだろう。

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読書歴初期の記憶

CIMG0023.JPG僕の読書に関する記憶は、一ヶ月に一冊家に送られてきた『世界名作児童文学全集』から始まっている。両親が僕のために定期購読してくれたのである。

高校時代の何かの機会に棚から取り出して眺めてみたことがあるが、装丁から各ページの紙の質、挿し絵までなかなか立派なものだった。

この中にはグリム童話もあったし、アフリカでの黄熱病の恐怖を軸とした物語も収録されていた。数ある物語の中で一番のお気に入りは『長靴を履いた猫』であった。この作品は、一番初期の段階で僕にエンターテイメントとしての読書という存在をもっとも強く僕に印象づけたものだと思われる。

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憎悪と戦争の心理学

『敵の顔―憎悪と戦争の心理学 』 サム・キーン(佐藤 卓己・佐藤 八寿子訳、柏書房、1994)
tekinokao.bmp
他者のステレオタイプをめぐる意欲的な論考である。

収録図版も多岐に渡り、そのイメージを一通り眺めるだけでもステレオタイプやプロパガンダのありかたについてさまざまな視野から考えることができる。

  こういった他者表象の研究書の中で本書が際だっている点は、著者が心理学的な視点をあちこちに導入している点である(訳者あとがきによれば、著者キーンはかつて大学で心理学を教えていた。また現在『サイコロジー・トゥデイ』という心理学系雑誌の編集にも携わっている)。

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グラミー賞、ヒップホップが主流化

第46回グラミー賞ノミネート ヒップホップが主流化

「実際昨年は、セールスと質が結びついたヒップホップ系のいいアルバムが多かった」と音楽評論家の岡村詩野さんは言う。「ヒップホップを聞いて育った世代が、ミュージシャンとして活躍し出した。主要部門にこれだけ名前が出るのは、ヒップホップが音楽シーンで主流化したことを示している」

シティー・センターのHMVの店内に流れていたラジオのDJが「次は日本人レゲエ・ナンバーのカヴァー曲です」と言ったので、耳を澄ましてみる。

すると、三木道三によるLifetime Respectの英語カヴァー曲だった。かなりテンポが速くアレンジされていたけれど。まさか、日本人のレゲエ・ナンバーが英語圏でカヴァーされているとは知らなかったので驚いた。

 以下、だらだらと冗長に雑感を綴る。

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ナンを作る

nanns.JPG
 このセメスターはGuided Readingという、自分が読んだ本について指導教授とマンツーマンで話し合う授業を履修している関係でリーディングの量がぐんと増えた。    本の中から数章読みなさい、というものではなくて、次回会うときまでに指定された本をまるまる読んで議論ができるように準備しておく必要がある。僕の研究上の興味に沿った形で、プランを組んでくれているのでありがたいのだが、他のクラスのリーディングやフィルム・ビューイングとの時間的なバランスを取るのに骨が折れる。

 最近、そういった時間の隙間をぬって料理をすることが一つの息抜きと化している。先日、ナン(インド料理のパン)の作り方をフラット・メイトのNaveedに教わった(彼は、以前のエントリー「エスニック料理の楽しみ」他に登場)。前回は手取り足取り教えてもらったので、今回は最初から自力で作ってみた。

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裏窓

Rear Window.gif

ヒッチコックの『裏窓』、Rear Window (1954) を観た(日本にいる、うちの奥さんから「勉強で忙しいはずなのによくそんなに映画ばかり観ていられるわね」などと嫌みを言われたりする。しかし、映画関連の授業が必須になっているので、必要に迫られて観ている映画も少なくない。この映画もその一つ)。

 ハリウッド映画における伝統的なプロットの組み合わせ、ヘテロセクシュアルな恋愛と、他の要素を組み合わせているという意味ではかなり平凡だが、実際のところ複雑でかなり含みを持った作品だと言っていい。

 映画を観るという行為は一つの代表的な娯楽形態だが、主人公を中心とした他人の人生におけるドラマをのぞき見している、という意味合いも持ちうる。いわば、他人の行動や秘密をのぞいてみたいという衝動や欲望に支えられたvoyeurism(のぞき見趣味)的行為でもあるわけだ。

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Dave Barry Does Japan

davebarry.bmp

Dave Barry"Dave Barry Does Japan" (Ballantine Books, 1993)

ピューリッツァー賞受賞のユーモア作家デイヴ・バリーが家族をともなって日本に三週間滞在したときの経験を中心に書いている。

 その多くは、外国の知り合いが日本を訪ねたときにだいたい口にすることとそんなに変わらない。しかし、その描き方がすごく笑わせてくれる。

 もちろん、彼なりの気の利いた洞察もあちこちにある。ともかく肩のこらない日本文化論として読むことができる。

 また、シンプルでわかりやすい英語なので、ちょっと英語を囓った人ならそんなに苦労せずに読めるだろうと思う。楽しみながら英語を学びたいという人にもお勧めできるかもしれない。


HINAGATA

hinagata.gif2xupのKaminogoyaさんがMovable typeのテンプレート・サイト、HINAGATAを公開されました。

先日、一時帰国したさいに、自宅アパートのibookでこのページを見たところ、大幅にレイアウトが崩れているのを発見しました。近いうちに、こちらの三段カラムのテンプレートを利用させていただいて改善を図りたいと思います。


『文化と芸術表象』

『文化と芸術表象』渡邉守章・渡邉保・浅田彰(放送大学教育振興会,2002)

表象文化研究を扱った本でバランスのいいものが日本に初めて現れた、と言っていい。表象文化研究という概念が日本に入ってきてから、まだまだ日は浅いと言っていい。欧米においては、表象を扱った本はかなり出まわっている感があるが、日本ではまだまだ数が少ない。

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一時帰国

from_window.JPG一月の最終週(1/23~1/31)、更新が滞りました。というのは、日本に就職活動のため、一時帰国していたのです。また、同時に歯医者や健康診断なども行ってきました。

非常に慌ただしかったのですが(気分的にはサッカー日本代表ヨーロッパ組の一時帰国、とはいえ飛行機はエコノミークラス、もちろん試合なし)なんとか無事に一通りのことを済ませて昨日の朝バーミンガムに戻りました。

一週間分スキップした授業に関してキャッチ・アップしていかなければならないので、すぐに更新のペースを元に戻せるとは思えませんが、徐々に普段の調子に戻っていくと思います。また、よろしくお願いいたします。


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