2006年7月
『ニチゲー力』
三修社 (2006/07)
売り上げランキング: 239632
勤務先の上司の山下聖美さんが『ニチゲー力(にちげーりょく)』を出版した。
僕も卒業し、現在の勤務先でもある日本大学芸術学部。
いわゆる「日芸」が芸能人・クリエイター・ジャーナリストそして芸術家を多数輩出していることはよく知られているし、メディアでもささやかれている。
しかしながら、真っ正面からその内実に迫り、一冊の本にしたのは本書が初めてのはず。
ポスターデザインを行いました SonicTrain in トリエンナーレ

ワールドカップドイツ大会を振り返る
ワールドカップ・ドイツ大会が終わった。僕は個人技にすぐれた南米勢の大会になるのではないか、と予想していた。具体的には、アルゼンチン対ブラジルの決勝を思い描いていた。
しかしながら、蓋を開けてみればヨーロッパの組織サッカーの優勢が目立った大会になった。1位から4位までヨーロッパ勢だったから圧倒的に、と言っていいだろう。実際、地味に見えた組織サッカーのイタリアがそつなく優勝を手にした。
今日のようにスピードサッカーになってくると、個人の能力の高さだけでは勝ち上がるのが難しいことをわかりやすく見せてくれた大会でもあった。これだけスポーツの市場がクローバル化し、選手の移動や移籍が大陸間・地域間で活発になってくると、個人技の優れた選手はどこかの一国に集中することはないし、それぞれの選手のレベルも昔に比べるとどんどん上がっているだけに差がつきにくい。
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耐震偽装問題に見る報道被害
7月2日付けの朝日新聞の朝刊の第三社会面にひっそりと記事が載っていた。記事が見出しで伝えるように「元建築士の嘘がすべて」というものだった。つまり、蓋を開けてみれば、この事件の全体は姉歯元建築士個人の単独犯ということになる。
国土交通省の聴聞会のさい、姉歯元建築士が偽装の動機を「木村建設による圧力によるもの」と言及していたが、実際は木村建設の案件以前にもいわば自主的に偽装を行っていたことが判明し、姉歯元建築士は偽証罪に問われ再逮捕された。このことは、NHKなどが実に地味に伝えただけだった。
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