フレームワーク収集のススメ <たとえばAIDMAとAISAS>

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好物にしているものがある。それはフレームワークだ。僕は今やフレームワーク・マニアだと言っていい。フレームワークを別の言葉で表現すれば、分析モデルもしくは思考モデルということになる。

普段から、問題解決と課題達成に自分に役立ちそうなフレームワークを収集しておくと、いざという時に速やかにアクションに移し、結果を出すことができる。

framework20090115.jpg

Photo by Tom Purves
ここでは一つの事例として、たまたま気になって調べた、広告業界における伝統的なフレームワークと新しいフレームワークについてあなたとシェアしたい。

 広告業界において、消費者の購買を促進する戦略を考えるさい長年スタンダードとなってきたフレームワークはAIDMA(アイドマ)だ。だが最近になってAISAS(アイサス)といった新しいモデルも考案された。

 AIDMAの法則は1920年代にアメリカの経済学者ローランド・ホールが提唱した購買行動の分析モデルである。

AIDMA.jpg

 AIDMAとは Attention(注目) Interest(興味) Desire(欲求を持たせる) Memory(記憶) Action(行動/購入)という一連の流れを一連のステップとしてまとめたものだ。  
 
しかし、インターネットの普及やメディアの多様化など情報環境の激変により消費者の購買行動にも大きな変化が起きている。 

 これを受けた形で広告代理店大手の電通が2004年に考案したのがAISAS(アイサス)だ。AISASとは、Attention(注目) Interest(興味) Search(情報収集) Action(行動/購入)Share(情報共有)というステップで考える分析モデルだ。

AISAS.jpg

 実際、商品・サービスの存在に気づいた後、インターネットで関連情報を調べてから購入する動きが拡大している。実際に購入に踏み切った人の感想や評価などのネット上のクチコミを参考にする機会も増えているのではないだろうか。

 しかしながら注意しなければならない点もある。すべてがAIDMAからAISASに単純に移行したわけではない。コンビニのおにぎりや自動販売機で購入するドリンクなど低価格で、仮に購入が失敗であっても、心理的もしくは金銭的ダメージの少ないカテゴリーに属する商品は以前と変わらずAIDMAモデルが採用される傾向にある。

 一方、購入して失敗したくないもの、たとえば車や電化製品など高価格のものや、購入後毎日のように使用する携帯電話のようなカテゴリーの商品はAISASモデルと相性がいい。 

 ここで紹介したのは広告業界のフレームワークだが、あなたの分野や業界にもそれぞれフレームワークがあるはずだ。自分の問題解決や目標達成に役立ちそうな分析モデルや思考モデル、つまりフレームワークについて日常から勉強し精通しておきたい。

 そうすれば、いざ必要になったときにフレームワークを適切に活用することで問題解決に必要な分析や思考がスムーズに行え、打開策や解決策が迅速に導きだせるケースが増えてくるだろう。


参考リンク

この「フレームワーク思考」を活用すると、自然と思考が論理的かつ客観的となり、思考の結果を人に説明しやすくなります。


社会人なら押さえておきたいフレームワーク思考


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ずいぶん古いエントリにコメント失礼します。
広告業界で流行っている新しいフレームワークをご紹介します。

それは、AIPASです。
特にモバイル業界で言われるフレームワークで、これは、

A ttention 「興味」
I mpulse 「衝動」
P ush 「携帯操作」
A ction 「行動」
S hare 「共有」

となります。
モバイルでは、3つめのPですでに購入行動を起こしており、その後のAはそれを実際に見に行く、または届いた商品を試してみる、という意味です。(この部分を外している人も多いです)

また、ドコモのマーケティング会社の人が言っていたことですが、AISPというのもあります。これは、

A ttention
I mpluse
S hare
P ush

です。興味を持った次の瞬間、衝動的にその体験を共有、そして買う、というものです。

参考になりましたでしょうか。
広告業界は、博報堂と電通が競って新しいフレームワークを開発し、特許をとっています。
(AISASは電通の登録商標です。ちなみに、コンタクトポイントは博報堂、ほぼ同じ意味のタッチポイントが電通です。)

また新しいのを耳にしたらお知らせしますね。

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このページは、阿久澤 騰が2009年3月25日 21:00に書いたブログ記事です。

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