セミナー講師なりきり記憶術

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はじめに


 目の前にある情報をいつでも使えるように頭に定着させたい場合、あなたはどうしていますか?

20090827strategy.png

 人それぞれいろいろな方法を持っていると思います。

 今回、僕のオリジナルの記憶方法をあなたにご紹介します。名づけて「セミナー講師なりきり記憶術」。

 



あなたの参考になるかもしれないし、ならないかもしれません。それは正直なところわかりません。

基本手順
 
 やりかたはとてもシンプル。

 まず目を閉じる。

 次に、満員の聴衆で埋まった巨大な会場の舞台にセミナー講師として自分が登場する場面を頭の中でイメージする。

 続いて、自分が記憶したい内容を聴衆に向けてホワイトボードを使いながら、説明する様子を思い描く。

20090827whiteboard.png
photo by D'Arcy Norman


 最後に、目を開ける。

 それだけ。でも記憶効果ははっきりと実感できるのです。

背景にある考え方

 この方法の背景にある考え方を説明するため、記憶に関する一般的な話をちょっとだけさせてください。

 経験上、一番やっていけないのは無味乾燥に機械的に記憶しようとすること。

 なぜなら、脳の記憶の働きが活性化するのは、感情的な刺激の強い場面だからです。感情的に無風の状態で、記憶するのは効率がきわめて悪いのです。

 ファースト・キスの場面だとか、仕事上大きなミスをして悔しい思いをした場面は、そのときの感情とともにあなたは刻銘に記憶しているはずです。

 したがって、感情を昂揚させるような大舞台に自分を立たせるイメージを持たせるわけです。

20090827emotion.png
photo by Mzelle Biscotte


 もう一つ予備校講師や大学助手時代に個人的に学んできたことがあります。

 学習した内容を自分以外の誰かに教えることは記憶の定着とものごとの理解にきわめて効果的だということ。

 第三者に伝える努力を通して自分の理解度が確認でき、さらにそれを向上させる工夫ができるからでしょう。

 したがって、感情を昂揚させる舞台を設定し、そこで第三者に教えている自分を思い描くことで記憶定着をはかろうと考案したのが「セミナー講師なりきり記憶術」なのです。


やりかたのコツ

 実践に興味を持った人向けにちょっとしたコツをお伝えしておきます。

 頭の中でイメージする会場は、武者震いを感じたり、緊張するくらいの大規模のものがいいでしょう。会場も毎回同じだとマンネリ化するので、時々別のものにしましょう。
 
 そこを舞台に、情熱や時に怒りをこめながら自分が教えている姿をイメージしてみるのがオススメです。

 会場からの反応も熱狂的なものから冷ややかなものまでイメージしてみると面白い。

 ともかく自分の感情を刺激して脳の記憶機能を活性化するのが目的です。

 また聴衆に語りかけるだけでなく、舞台上におかれたホワイトボードもフル活用しましょう。いわゆる五感の中からできるだけ多くの感覚を動員した方が、記憶の定着率が向上するからです。


おわりに

 実際に試してみたよ、という人はこの記事にコメントいただけると嬉しいです。

 もちろん、これ以外にも優れた記憶法はいろいろあります。

 いろいろ試した上で、自分にあったものを見つけ実践していくのが一番大切だと思います。

  


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このブログ記事について

このページは、阿久澤 騰が2009年8月27日 22:26に書いたブログ記事です。

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