はじめに
レゾナント(共感型)・コミュニケーションをあなたが意識し、実践するメリットはどこにあるのでしょうか?

レゾナントは「響きあう」といった意味があります。相手の立場や感情に配慮しつつ、双方が共鳴・共感をできる「響きあう」ポイントを求めていくのがレゾナント・コミュニケーションの基本。ゴールは共感を呼び、相手の心を動かすことになります。
コミュニケーションの本質に向きあう
レゾナント・コミュニケーションを意識し、実践者になる一番のメリットは、あなたが人間の感情・情緒といったエモーショナルな側面を意識することで、より本質的なコミュニケーションの使い手になる扉が開けることです。
コミュニケーション・ロスの最小化
それにより、コミュニケーションにおけるすれ違いや空まわりや誤解、いわゆるコミュニケーション・ロスを最小化することができます。さらに、周囲の人々と有意義で、実りのあるコミュニケーションや人間関係を実現する道も見えてきます。
人間は感情の動物
ところで、他の動物と比較すると人間は、本能よりも理性によって自分の思考や判断の多くをコントロールしていると一般的に言われています。
動物との比較において、それは間違いではないと思います。しかしながら、人間は本質的には「感情の動物」だと私自身は考えています。
日常の判断を支配する情緒的要素
論理性や合理性よりも、自分の好みや直感、気分によって日常生活の中で判断を下しているケースの方は多いのではないでしょうか。
たとえば、外出先でランチに何を食べるか、という判断は、その時の気分、またその場で得た情報にも左右された記憶をあなたもお持ちのはずです。

合理的な判断基準やそのための材料はもちろん人それぞれ持ち合わせていると思います。
たとえば......
・最近自分が食べたモノに関する記憶のデータベース
・想定される摂取カロリー量(ダイエット中の人は気になりますね)
・自分の懐具合に合わせたランチの適正価格帯
しかしながら、メニューの写真や隣の席の人が食べている料理を見て「美味しそう」と感じれば、自分が持っていた(はずの)合理的判断材料をひとまず保留する人は多い気がします。
昨日のランチと似たようなメニューでも......摂取カロリー量が多少オーバーしようが......ランチの値段としては割高感があるけれど......
それに対する言い訳を自分にして、とりあえず自分が食べたくなったモノを注文してしまう。合理性よりも自分の感情や欲求を優先させる。そうした人は以外に多いはずです。かくいう私もそんな人間の一人です。
もちろん、感情が思考や判断のすべてをコントロールしていると主張したいわけではありません。
しかしながら、感情や情緒を脇に置いたり無視していると、コミュニケーションを通した目標や目的達成が困難になることも確かです。

photo by allyaubry
なぜなら、コミュニケーションの相手は論理的合理性だけで物事を判断するロボットではなく、血の通った人間だからです。
おわりに
さらに感情面に配慮したエモーショナルなアプローチはこれまで主流だった合理的でロジカルなアプローチで越えられなかった壁を越えていく潜在的なパワーを持っています。
そうしたパワーを有効活用していくためのフレームワークやアイデアをレゾナントというキーワードを軸にわかりやすい形で今後、さまざまな形でご紹介していきます。ご期待ください。


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