研究の最近のブログ記事

花田達郎はハーバーマスの『公共圏の構造転換』で扱われた<構造転換>の内容に関して、本書で分析・整理を行っている。

公共圏という名の社会空間―公共圏、メディア、市民社会
花田 達朗
木鐸社
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近代において、国家と社会の分離が明確となったことが公共圏の醸成につながった。

国家権力が押しつける目的達成的合理性と、公衆の側が発揮する了解志向的合理性がせめぎあう社会空間、それが公共圏である。

しかしながら、現在の後期資本主義の世界においては、国家と社会が相互浸透化したことによって、公共圏は脱政治化され機能不全に陥っている。


最近ハーバーマスや公共圏論に関する本や論文を読んでいる。

そこで、ウェブにどのような情報があるか簡単に調べてみる。

少しず追加していく予定。

考えてみれば、ネット上でも公共圏を構築する試みが進行中だ。

Wikioediaはネット上での知識の公共圏の継続的な充実を目指す動きで、Creative Commonsは表現の公共圏を構築しようとする動きだろう。


ユルゲン・ハーバーマス  フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

吉田 純「ハーバーマスにおける芸術と政治」(『京都社会学年報』第5号、1997年)

パブリック・スフィア美学・批評用語


6月23日 日本大学芸術研究会第24回 芸術研究会)、25日 芸術メディア研究会TOKYO NOISE 2006 作品展示と研究発表会)と立て続けに研究発表(とシンポジウムの司会も)があり、無事に終了して今は一息ついているところ。発表後の質疑応答で、いろいろとフィードバックをもらえ有意義な機会になった。今回は、自分の発表から質疑応答が終わるまでの一部始終をICレコーダーに録音していたので、時間をおいて聴き直した時にはっとしたりすることもあるかもしれない。

20060616_200220 (1).gif

今回、発表して気がついたことがある。たとえば3部構成の研究発表の素案を作った場合、最後の第3部の終わりに、自分の解釈と意見を交えてまとめる、という構成で良しとすることとが多かった。しかしながら、各部ごとに、1部なら1部で2部なら2部で、自分の解釈と意見を盛り込んでまとめておくことを癖にしておくと、様々な状況に臨機応変に対応できるな、と感じた。


記事一覧


one-point.gif公的意味空間論ノート(花田達郎著『公共圏という名の社会空間』第二章) 2006年11月15日
one-point.gifハーバーマス 2006年9月27日
one-point.gif二つの研究発表を終えて 2006年6月27日
one-point.gifTOKYO NOISE 2006年6月12日
one-point.gifgoo research 2006年6月 2日
one-point.gif波多野哲朗先生の講演 2006年3月15日
one-point.gifポストコロニアリズム 2005年8月 5日
one-point.gifカルチュラル・スタディーズ: イントロ(3) 2005年6月26日
one-point.gifカルチュラル・スタディーズ: イントロ(2) 2005年6月25日
one-point.gifカルチュラル・スタディーズ: イントロ(1) 2005年6月24日
one-point.gifジャック・デリダ死去 2004年10月 9日
one-point.gif万国博覧会の美術 2004年7月10日
one-point.gifエキゾティシズム 2004年7月 5日
one-point.gif現在進行形のメディア状況 2004年5月 9日
one-point.gifAmistad関連のメモ 2004年5月 4日
one-point.gifClockersに関するメモ 2004年4月 6日
one-point.gifサブカルチャーについて考え始める 2004年4月 4日
one-point.gifアメリカ史を扱った映画 2004年3月25日
one-point.gifBoys Don't Cry 2004年3月13日
one-point.gifThe World's Columbian Exposition 2004年3月12日
one-point.gifGhettocentric Cinema 2004年3月10日
one-point.gif英語論文の検索 2004年3月 9日
one-point.gifロドニー・キング事件 2004年3月 9日
one-point.gifBarnor Hesse 2004年3月 3日
one-point.gifBenito Cereno 2004年2月26日
one-point.gifル・モンド・ディプロマティーク 2004年2月18日
one-point.gifC.L.R. James 2004年2月12日
one-point.gifheterotopia 2004年2月10日
one-point.gif憎悪と戦争の心理学 2004年2月 8日
one-point.gifグラミー賞、ヒップホップが主流化 2004年2月 7日
one-point.gif教育現場での広告戦略 2004年1月28日
one-point.gifロゴライゼーション 2004年1月21日
one-point.gifマニ教的二元論 2004年1月20日
one-point.gifMedia Image& Arts 2004年1月18日
one-point.gif消費主義とスペクタクル 2004年1月17日
one-point.gif無造作にあの研究誌が 2004年1月 8日
one-point.gifスペクタクルという共通項 2004年1月 3日
one-point.gif新カテゴリーThe WCE Project 2004年1月 2日
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one-point.gifreappropriation、読みかえ 2003年11月22日
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one-point.gifPostmodernity 2003年11月13日
one-point.gifThe Harlem Renaissance 2003年11月11日
one-point.gifRobert Frank 2003年10月26日
one-point.gifサイード死去 2003年9月25日
one-point.gifエノラ・ゲイの完全復元作業終了 2003年8月13日
one-point.gif『ヴィジュアル・カルチャー入門』 2003年7月29日
one-point.gif『ドナルド・ダックの世界像』 2003年7月15日
one-point.gif『動物化するポストモダン』 2003年7月11日
one-point.gif『カルチュラル・スタディーズ入門』 2003年7月 7日
one-point.gif「複製技術の時代における…」 2003年7月 6日
one-point.gif米大学で「白人学」相次ぐ開設 2003年7月 2日
one-point.gifCultural Typhoon(Day 2) 2003年6月29日
one-point.gifCultural Typhoon(Day 1) 2003年6月28日
one-point.gifCSについて 2003年6月23日
one-point.gifビート・ジェネレーションの思い出  2003年4月14日
one-point.gif意志決定者と遂行者の乖離  2003年3月21日
one-point.gifテロとの戦い?  2003年3月 1日


阿久澤 騰 執筆書籍


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